投稿日:2014年8月3日|カテゴリ:院長コラム

 時々電話の問い合わせに「そちらではちゃんとカウンセリング(心理療法)をやってもらえるのですか」と云う質問が来ます。さて、ここでどう答えていいのか一瞬迷ってしまいます。そもそも心療内科と云う所は患者さんの心理的問題に焦点をあてて身体症状を治療していく所なので心理的問題に焦点を当てて、イロイロ原因を探って、有効な薬を繰り出して行く方法をとります。つまり診療時間内に、これらの事が行われるので、毎回短時間でも心理的アプローチはなされています。もちろん保険内診療です。では「カウンセリングをやってもらえるでしょうか」と云う質問は何を意味しているのでしょうか、推測するに、毎回、1時間ぐらいかけて、定期的に心理療法を受けられるのか、と云う質問ではないでしょうか。もし、そうだとしたならば、臨床心理士レベルの人が、毎回予約をとってカウンセリング(心理療法)を行っている、カウンセリング専門機関(民間、自費、8000円~10000円)の事をイメージして聞いて来るのだと思います。ただ、少数ですが、医療機関でも、心理士を置いていて、自費を取っていわゆるカウンセリングを行う所は有ります。でも、当院ではこの形はとっておらず、診療の中にカウンセリングを組み込んで居ます。診療に1時間も取ってしまったら、内科診療は成り立ちません。一般的な意味でのカウンセリングを希望される方は民間のカウンセリング機関を調べてそちらに行ってもらうのが良いと考えます。また、当院では必ず薬物療法を行いますので、お話だけ聞くと云う事は行っていません。
 なお、当院には西荻心理相談室と云う所が付属として有りますので、当院の患者さんになってしまっている方が対象になります。ただ、心理療法の仕方は各カウンセラーに任せていて、私のやり方とは全く異なった(カウンセリング、心理療法)ものです。