投稿日:2015年2月26日|カテゴリ:院長コラム

 東京大学心療内科の久保木富房先生との出会いは私が日本医大を卒業し、当時の心療内科講師末松弘行先生の紹介で東京大学で開かれていた心身症の勉強会に出席した時からの事です。今から37年前に遡ります。当時久保木先生は医局長をされており、心療内科科長は東の雄、石川中先生でした。当時はプレハブ住宅の様な所の中に教室が有り、そこで論文抄読などの勉強会が開かれていました。結局私は東大の心療内科には入局しなかったのですが、久保木先生とはいつも学会でお会いする事に成り、今でも年賀状のやり取りをさせて戴いております。先生との一番の思い出は妻に年中話すのですが、私が学会中に居眠りをしていたら、先生が起こしてくれた事です。先生はお人柄が良く、きさくで、この様に学会でも先生の方から私に声をかけて下さるのです。学問的な事を言えば、心療内科の医者がうつ病患者を診療する様になったのは先生が学会のトップに居た頃の業績の一つです。先生は「根岸君、うつ病は立派な身体の病気だよ」と話されていました。現在先生は越谷市にある「楽山」と云う心療内科専門病院の院長もされています。先月でしょうか、何と、その久保木先生がわざわざ「楽山」の職員を伴って、後輩の私の医院に来訪されたのです。非常に驚きました。そこで、”にっこり笑い”バッチリ記念写真も撮りました。ところで、メンタル系の病院と聞くと、誰もが精神科病院を思いがちですが、「楽山」はストレス障害や、いわゆる心療内科の患者さんが入院する専門病院です。私も見学のため「楽山」を訪問した事が有ります。まるでホテルの様で入院するには申し分ない所でした。私自身も入院してみたいと感じた程でした。
 最近は精神科でもストレスケア病棟を作る所が増えて来ましたが、「楽山」は病院自体が心療内科になっています。当院の西荻と越谷とではある程度距離が有るためになかなか紹介する機会に恵まれませんが、”心療内科に入院する”と云う選択を考慮してもいいのではないでしょうか、検討の価値が有ります。「楽山」には瞑想室も有りますし、アロママッサージなどもあります。どうですか皆さん、今回は「楽山」の宣伝になりましたが行ってみたくなるでしょう。でも少なくとも病人的でないと入院する理由が見当たりませんね。