投稿日:2014年10月28日|カテゴリ:院長コラム

 秋は本格的になって来ました。野球は日本シリーズを向かえ、順調に行くとソフトバンクだと思います。これからは駅伝の季節で、日曜日に全国大学女子駅伝が行われズット見ていました。立命館が予想通りに4連覇を達成しました。2強の一角と言われた佛教大学は大きく後退しました。駅伝で走っている女子にも結構かわいい子が居たりして、応援するチームが変わったりします。菊花賞ではトーホージャッカルがレコードタイムで優勝し、今年の3歳馬の最強となりました。ダービー馬オンリーワンは場群に沈みました。
 今日の主題は成人の注意欠陥/多動性障害です。東京女子医大の河野先生に明快な講演をしていただき有意義な会が行われたと思います。イーライリリーの阿部氏の執念が実った形です。私は座長でいろいろな質問をぶつける事が出来ました。以前は多少変な人が来院すると人格障害を考えたものです。でも最近は患者さんからこの疾患ではないかと聞いてくるケースが増えています。ネットでもこの疾患の診断テストがあり、「自分はこの診断にあてはまる」などと言って来ます。私は昭和25年生まれで、30年代に小学生時代を過ごしましたが多動の生徒は見たことが有りません。診断概念が確立したから患者が増えたのではなく、昔は居なかったのです。ただ、注意欠陥の子供は居たのかもしれません。この疾患の子供がそのまま成人になったと云うわけです。なお、この疾患にはイーライリリーが出している、ストラテラと云う薬が有りますが、割合と良く効く薬だと評価出来ます。それらしい人は一度試しに服薬してもいいと思います(青木クリニック、青木先生の講演)。きっちりした診断から治療に持って行くにはやはり、河野先生の様な専門家に診てもらって診断してもらうのが良いとは思っています。
 最後に、私は注意欠陥/多動性障害の専門家ではありませんので誤解されないようにお願いします。心療内科医の学会ではこのテーマはかつて取り上げられていません、おそらく。