投稿日:2014年10月5日|カテゴリ:院長コラム

 アジア大会は終わりました。中国が金メダル1位は分りますが、日本は3位で、2位の韓国に大きく離されているのは納得し難いですね。何で韓国がそんなに強いのでしょうか、日本が3位ではオリンピックには通用しませんね。銀メダル、銅メダルは多いですが、要するにダメと云うことですね。
 今日はニキビが主題です。十味敗毒湯は、ニキビ以外に、蕁麻疹、化膿性皮膚炎にも使いますが、今回はニキビによく効くと云う話です。ニキビの形成には、1.皮脂分泌の亢進、2.男性ホルモン(女性にも男性ホルモンは有ります)の皮脂腺における感受性の亢進、3.毛包漏斗部の角化異常、4.グラム陰性桿菌の増殖と炎症。が挙げられます。これらに対し十味敗毒湯は1)抗炎症作用、例えば炎症性サイトカインの(IL-6産生抑制、TR-2産生抑制)抑制作用があります。また、2)抗酸化作用、3)男性ホルモン代謝酵素阻害作用があり、ニキビに対抗します。十味敗毒湯の構成成分でも、特に有効な成分はボクソウ(ブナ科クヌギ近縁植物の樹皮)のようです。ブナ科は洋酒やワインの樽に用いられていますね。
 ところで、ニキビに対する漢方にもう一つ有名な物が有ります。清上防風湯です。散在性のニキビには十味敗毒、顔が月の表面の様なニキビには清上防風と使い分けています。
西洋薬にもディフェリン(ガルデルマー塩野義)があり、洗顔後に塗布します。飲み薬もあり、ジオール(田辺三菱)があります。
 心療内科でニキビ(尋常性ざ瘡)の話も変ですが、十味敗毒湯、使ってみてはいかがでしょうか。