投稿日:2013年12月15日|カテゴリ:院長コラム

 テレ朝の連続番組で”ドクターX”と云うのが有りました。フリーランスの腕利き外科医が、”1度も手術に失敗したことがない”と云うふれこみで登場し、大活躍します。その人物を演じたのは米倉涼子でした。やはり、美人ですね!、それはそうとして、その番組を見ていてふと、華佗の事が思い出されました。この人物、三国志演義に登場しているらしく、吉川英治の「三国志」を読んでいて知りました。この華佗と云う人物、仰天するような凄い医師で、月光仮面の様にどこの誰かは分からないのですが、ハヤテの様に現れてハヤテの様に去っていく医術を行うのです。この頃の日本は大和朝廷成立前、卑弥呼が居た頃だと思います。麻沸散と云う麻酔薬を駆使し、何と!!!、開腹術までやってしまうというから驚きです。華佗は曹操に雇われていたと云う話ですが、私には劉備玄徳の右腕、関羽の手術を行っていた記述が記憶に残っています。関羽は手術を受けているのですが、同時に碁をしているのです。痛い、苦しい、などとは一言も言わずに。小説だから面白く書いて有るのだとは思いますが。さすがに当時の中国は凄い文化国家ですね。そのうちに、さらにまた別の人物を連想しました。外科医、中山恒明です。この先生、私が子供時代の先生なので、うろおぼえですが、食道外科の世界的権威者で、世界外科学会から「世紀の外科医」の称号を受けています。千葉大の教授だった様で、私は女子医大と勘違いしていました。当時、中山先生が考案した”中山式食道手術法”がマスコミの注目を浴び、手術成績が可なり良かった様です。ところがこの素晴らしい手術方法や凄腕が受け継がれていないのです。なぜか??、それは、手術のテクニック、結紮の速さ、など、など、誰もまねできないものだった様です。この先生一人しか出来なかった方法だったのです。この中山先生なら米倉涼子も脱帽でしょう(笑)。
 さて、私も根岸式「心身内科療法」でも考案して、「内科の革命児」などと呼ばれ、他の医師の追従を許さない様になりたいですね。でも生まれた時から無理ですね。