投稿日:2013年11月24日|カテゴリ:院長コラム

暫く前から、脂肪吸収抑制剤が出て来るぞ、と云う話が伝わっていて、私としては大変期待していました。痩せたい女性が更に痩せたいので飲む薬ではありません。当然厚生省の狙いは、メタボリック症候群、Ⅱ型糖尿病患者です。ところが今回このオブリーン錠のデーターを見せてもらい、”期待外れ”とがっかりしています。1年経っても体重が平均3%も下がっていないのです。最終評価時の65週継続服薬者でも5%体重減少達成者は22.7%に過ぎません。それでもあなたは服用しますか?。確かに薬効は有るので地道に飲んでみようという方はおられると思います。
 この薬の作用は膵臓から分泌されるリパーゼの働きを阻害して、中性脂肪が脂肪酸とグリセリセロールに分解する所を阻害して、分解させないない様にするのです、この為腸管内で脂肪酸が生成されず、結局吸収されないのです。
 副作用として多いのは、下痢と脂肪便です。元々脂っこい食事を継続しているなら当然その様な副作用は理屈的にも考えられますね。ところが私の様に、脂っこい食事や少ない糖分の食事を元々していた者にはこの薬はご縁がなさそうな気がしますね。なかなか美味しい話はないものですね。