投稿日:2013年9月1日|カテゴリ:院長コラム

 最初に申し上げますが、人間ドッグ(犬)、ではなくドックなのでお間違いが無いように。さて、8月の最終週を休みとして、今回浜松で開かれた学会に行ってきました。浜松は可なり大きな街で有ることを認識しました。今年の学会はメタボリック症候群が主流を占めていました。臍の所で腹囲を計算して、セーフ、アウト、などと言ってますが、腹部をスライスして、内臓脂肪面積100平方㎝以下がセーフで、そのセーフに該当する腹囲が男性は95㎝に匹敵すると云う訳です。しかし身長190㎝の人も、150㎝の人も男性では一律に腹囲95㎝を超えるとメタボと診断される訳です。この判断は変な部分です。その人の内臓脂肪の体積を計算すればいいのです。全員CT検査を受け、5ミリ間隔ぐらいで内臓をスライスし、その人の内臓面積のF(x)を出せば、後は積分するだけで出てきますよね、全脂肪量が、でもやたらお金がかかるし、手間がかかり私のアイデアは没でしょう。実は、本当の問題は私のポックリ出たお腹、一体何時までダイエットすればいいのだ!!。次に腸内細菌の話、実は大便の30%が腸内常在菌で、体重の中では、1~1.5Kgも有るそうです。この腸内細菌の悪役菌の生成物が血中に入って乳癌を起こしたり、直接に大腸癌を起こすので大変なんです。更に、腸内細菌が腸細胞から情報を得てノルアドレナリンを生成して、それが脳にまで行き不安を増大させたり、過敏性腸症候群を悪化させたりします。とんでもないやつらです。なお、特にタバコを吸う人はこの面でもリスクが高い様です。急にヨーグルトを食べたくなりました。善玉菌を増やしたいですね。まだ有ります、虫歯を持っている人、歯槽膿漏で口臭を指摘される人、歯磨きは15分以内にして下さい、時間が長いと口腔の粘膜に傷がつき、そこから虫歯菌などが血中に入り感染性心内膜炎や脳出血を起こす様です。世の中は自分の体の中でも危険だらけですね。最後に、ホテルで夕食を食べるとお金がかかると考え、浜松ですから、夕食用に”ウナギ弁当”を買ってホテルの部屋にチェックインしました。いよいよ、浜名湖のウナギと思って弁当のふたを開けたところ、何と短い短冊の様なウナギが3つご飯の上に乗っているだけではありませんか!これでは吉野家で食べたうな丼と変わりません、夕食を安くしようとした心根が間違いでした、がっかり。