投稿日:2013年8月4日|カテゴリ:院長コラム

 先日受付から診療時間帯に日本新薬(?)の営業マンがやって来て、院長との面談可能時間帯を聞いて帰ったとの報告が入りました。科研が来たのか、日本新薬が来たのか、今ではちゃんと覚えていないのですが、日本新薬として話を進めます。この会社、やたら地味な会社で、多少知られている薬は勃起不全用の”シアリス錠”ぐらいではないかと思います。そんな会社が何で当院へ??、と考えた結果、今度発売になる、アルコール依存症治療補助薬の「レグテクト」に思いあたりました。現在アルコール依存症患者に使用出来る薬は「シアナマイド」、「ノックビン」でいずれも田辺三菱が出しています。私の記憶では昔「アンタブース」と云う薬も有った様な記憶が有ります。うろ覚えなのですが、物覚えが悪くなって来た私が何故覚えているかと云えば、”あんた、ブス”と覚えていたからです、失礼。今までの薬は、抗酒剤を毎日服用していれば、それでも飲酒した場合、とんでもない悪酔い状態に陥り、耐え難い、と云う効果で飲酒を止めると云う作用でした。そうなると、「禁酒やーめた」と決めれば薬を飲まなくすればいいのです。これに対して今度出て来る「レグテクト」は服用しているうちにお酒を飲みたくなくなって来ると云う作用の様で、この薬の方が一歩進んでますね。だからと言ってこの薬が良く売れるかといえば、はっきりしていませんね。実はアルコール依存症の治療は精神科でも可なりマイナーな領域で、対応している施設は数えるしかないからです。まして、当院の様な心療内科が扱う疾患ではありません。
日本新薬株式会社の健闘をお祈り致します。