投稿日:2013年5月19日|カテゴリ:院長コラム

 この題は初診の方向けに書くことに決めました。初診の方には、2通り有ると思います。1つは、とりあえず受診してみようと云うタイプです。この方々は、ほぼ1回だけの受診で終わってしまい、通院しようとは考えてません。もう一つのタイプは通院の意志を持っている方々です。
 私が初診の方のいきさつ、病状、を聞いていながら所見をまとめているときには、おおよそ3通りぐらいの治療法が脳の中でイメージされています。ここからが肝心です。この方のもたらす雰囲気からしてまず、第一の方法で対応してみようと決めるのです。第一の方法が効く確率を私はヒット率と呼んでいます。 私はこのヒット率はかなり高いと自己満足に陥っていますが、患者さんに言いたいのはもし1回目の処方が効果がなくても、通院をあきらめず、また来院してもらいたい、と云うことです。アベノミクスではありませんが、1ッ本目の矢、つまり1回目の処方が効かないと云うことは、大変に病気の情報になります。最初考えた病名も違っているのかもしれません。そこで第二の矢が放される事になります。ですから、1度目の処方が効かなくても、また来院して欲しいのです。次の手が控えているのです。たまに通院を続けている方も自宅などで思い出すことがあります。この場合も同様で”あの薬の方が効くかもしれない”などと、患者さんの知らないところで考えて居るのです。これが医師の宿命ですかね。カッコイイ事を言ってますが、治療に難渋しているかたも結構いらっしゃるのが実情です。