投稿日:2013年4月6日|カテゴリ:院長コラム

 新入社員の皆様、如何お過ごしでしょうか。しかし、たとえ新入社員とはいえ、夢を抱いて社会人生活に臨む方々はそれほど多くはないのでは?、と推測されます。1962年、御三家筆頭の橋幸夫が吉永小百合とデュエットを組んで”いつでも夢を”(吉田正作)発表し、大ヒットしレコード大賞も取りました。私は次の曲、”若い東京の屋根の下”の方が印象深いのですが、橋幸夫には同年、”江梨子”と云う大ヒット曲が有り、映画にもなりました。この橋幸夫を筆頭に、舟木一夫、西郷輝彦がデビューし、世の中は御三家時代に突入します。この頃から日本は高度成長経済に突入して、東京オリンピックも開かれました。とにかくこのころは日本人が年代の垣根を越えて一体化し日本の一流国入りに突き進みました。それだから”いつでも夢を”の様な歌も流行ったのかもしれません。しかし、現在の私や他の人々も将来に、楽しさ、夢、楽観的ムード、を感じていないのではないかと思います。今は不安や嫌な事に押しつぶされる毎日ではないかと想像します。「老後の蓄えはどうしよう?」などと考え、嫌な気分に浸っています。私は以前から仏教的心理学を提唱している割には全然なってませんね。そこで私は今、自分を枯葉にたとえようとしています。自分で、こうしなければならないなどと云う、苦痛に満ちた考えは捨て、天からの風に任せてひらひらと漂う葉っぱの心境でいようと思い始めました。自分の意志ではどうにもならない世の中(苦)なのだから、責任は仏様に引き継いでもらい、自分はひらひら生きていきましょう。ただ、夢を持てる人はそれはそれですばらしい、と思います。