投稿日:2020年3月25日|カテゴリ:院長コラム

 今の所、コロナウイルス感染者が報告されていないのは、岩手県、山形県、富山県、島根県、鳥取県、鹿児島県ですよね、青森県は最近感染者が出たと聞きましたが。まだ感染者が出ていない所があるとは意外でした。コロナはいつも話題になっているので書きたくはないのですが、息子が聖火リレー者の選定にかかわっていたので、気になっていました。でもオリンピックが延期となりスッキリしました。今回の話題は大腸癌の左右差と云う話題です。右側は横行結腸まで、左側は下降結腸と直腸までを指します。端的にいうと、左側にできた癌の方が圧倒的に治りやすいのです。驚きですね。しかも左にできた癌は74%、右にできた癌は26%と左側の方が多いのに。右側の大腸は上腸間膜動脈から、左側の腸は腸管膜動脈から栄養されていて、発生学的に違います。癌遺伝子変異も左側はEGFR, HER2が多く、予後が良いのです。右側はBRAF,MSI,KRAS,など予後不良遺伝子がおおいのです。薬も遺伝子により、セツキシマブ、等が使われていますが、左側の方が効きがよいのです。現在は右側大腸癌にはベブシズマブが使われています。効果が悪い様です。今まで大腸癌で一括して考えていましたが、そうではないのですね。左側は予後が良好とも言えるらしいのです。ただ、発見される時期にもよりますよね。