投稿日:2018年6月24日|カテゴリ:院長コラム

 さすがにワールドカップが始まり、徐々にサッカー人気が回復しつつあります。人気と云うと、テレビで視聴率が取れるのは警察物か病院物ではないかと思っています。科捜研の沢口靖子が内藤剛と一緒に捜査するなんてありえないことですがねー。今や内藤剛は俳優と云うよりは、初めから刑事の様に見えます。病院ものではブラックペアンが面白そうだったので、原本を買って読んでいます。小泉孝太郎がいいですね。
 歴史上、初めて登場したのが、抗精神病薬の中では、リチウムなのです。1886年、ランゲによって反復性うつ病の治療の報告がなされました。しかも、リチウムは、今も双極性障害の治療ではトップを走っています。リチウムと同じ気分安定薬に属するカルバマゼピンと併用することが勧められています。リチウムと云えば、あの金属のリチウムですよ。アルカリ金属イオンですよ、でもどうして金属が精神疾患に有効なのでしょうか。実際はタンパク質がイノシトールと結合し、細胞内のイノシトールが欠乏、その為細胞内のイノシトールが枯渇して、その為細胞内イノシトールリン脂質に関連していた細胞内情報伝達が抑制されるという説が有力です。リチウムが処方されたら、やはり嫌がらずに服用すべきでしょうね。今のご時世、医師の指示通りに薬を飲んでいる人はとてもすくないですね。