投稿日:2018年1月12日|カテゴリ:院長コラム

 このところ交通事故の報道が多いですね、若い兄さんが起こす事は依然多いのですが、最近は年寄りが運転して、若者が被害者になっていると云う事例がやたらと多いですね。中には90歳代で運転していて、事故を起こした事案も報道されていました。90歳代、呆れますね。私でさえ、少し運転がヘロヘロになっていた時期が有りました。私の運転も75歳ぐらいが限度ですかねー。ところで高速道路での事故も多い様ですね、大抵つぶれて、ぐしゃぐしゃになっているのは軽自動車で、中の乗車している人は死亡。普通車を運転している人は命に別状なしです。ただ、普通車でもトラックとぶつかっているケースはアウトです。それを防ぐには外車に乗らねばなりません。ボルボ、ベンツなら安心ですが。
 今回は昨年発表された慢性便秘に対するガイドラインの話です。便秘は「本来体外に排出すべき糞便を十分量かつ快適に排出できない状態」と定義されています。
昨年タレントの松○○○(女性)が便を胃の出口まで詰まらせて入院したとネットのニュースで伝えられました。便秘での悩みは女性の方が多いのです。しかし、今回過敏性腸症候群患者も編入されたので、男性にも深刻な話題です。つまり、下痢を伴う人もこのガイドラインに従う様です。ところで一番推奨されているのは、酸化マグネシウムとアミティーザ(ルビプロストン)です。ただし、アミティーザは発売当初使いましたが、効果が出ないとか、排便リズムが狂ったとかいわれて、今は当院では使っていません。でも評判が良いと言われています。酸化マグネシウムは使い良いし、効果的にもお勧めですね。マグラックス、カマ、などもそうです。
 一般に市販されているのは大腸刺激性下剤です。成分はセンナ、ダイオウ、アロエなどです。医療用では、アローゼン、プルゼニドなどで、推奨順位は2番目です。ところで刺激性の下剤を連用していると腸内膜が黒くなると言われています。しかし、黒くなったからどうした?と聞かれても、別に何でもありません。ただ黒くなったね、で終わりです。下剤のなかで異彩を放っているのはセチロです。これは、一番推奨の酸化マグネシウムと二番推奨の大腸の刺激型の合剤です。この薬も非常に使い易い良い薬だと思っています。
 この前、カヌーの日本代表レベルの選手で、同僚を陥れるために、ステロイド剤を飲み物に紛れ込ませ、薬物違反で出場停止に追い込もうとたくらんだ事件が有りましたが、人間とは弱い者ですね。