投稿日:2018年1月7日|カテゴリ:院長コラム

 皆さん、今年のお正月は如何でしたか。お正月のテレビ番組に、外人家族が民泊し、日本のお正月を体験すると云う番組が有りました。その中で羽子板をやっているシーンが有りましたが、そういえば私も昔、やりましたね、社宅だったので、自分より上のお兄さん、お姉さんが多く居て教えてくれました。家ではカルタもやりました。目隠しして、おたふくお姉さんの顔の部分部分を置いていき、顔を完成させたり。すごろくもやりました。今や何もしていません。門松さえ立てていません。日本人自身が日本の文化を切り捨てて行っているのですね。
 日本の文化を忘れたとは言いませんが、認知症を心配する声があちらこちらで上がっています。当院で相談されるケースに認知症である方はほぼいらっしゃいません。認知症になる前に認知症予備軍と云うグループに入っているのかどうかが問題です。その予備軍は軽度認知障害(MCI)と呼ばれ、大きい病院の「物忘れ外来」で相談できます。心療内科が取り扱う訳では有りませんので、要注意を。専門外来では「シークエスタータンパク質」が認知低下のマーカーになる事が分かり、認知症予備軍の鑑別に使われています。これは補体タンパク質、アポリポタンパク質、トランスサイレチンと云う3つの血清蛋白質を測定するもので、80%の精度があると言われています。80%は凄いですよ。現在、全国で500ヶ所の専門外来で測定されている様で、恐らく保険適応はないと思われます。ただこの「シークエスター蛋白質」が陰性ならば、認知症はおろかその予備軍のMCIにも入っていない事になり、患者さんには朗報だと思います。
 箱根駅伝はご覧になりましたか、今年は青学はダメと思っていました。なにせ神野、一色と云うスパースターが卒業していますからね。残った強い選手は田村、下田ぐらいですかね。でも圧倒的な強さで優勝してしまいました。やはり、原監督は優れているのでしょうかね。