投稿日:2017年12月13日|カテゴリ:院長コラム

 皆さん、床屋や美容院に行くのは好きですか?。パニックみたいな拘束ストレスの事を聞いているのではありません。鏡に自分の顔がまじまじと映るでは有りませんか。自分の顔はこの程度の顔か、ウーム・・・・。明らかに思っているより悪いのです。だから写真移りも悪い、今更なんだ!と思われる方もいらっしゃるでしょうが、自分は毎回ガッカリしています。おふくろがもう少し良い顔で産んでくれていたら、私の人生は変わっていたと思うのですが。
 今日は点鼻薬の話です。点鼻薬とは珍しいですよね。もちろん鼻炎のスプレーならともかく、今回は自閉症です。お断りしておきますが、心療内科は自閉症は扱わないので、そこのところは宜しくお願いします。今回は理化学研究所脳科学総合センターと日本医科大の共同研究からの記事から話題を持って来ました。オキシトシンと云う物質で自閉症の中核症状が取れると云う事の様です。社会的コミュニケーション障害が治ると云う訳です。それがオキシトシンの点鼻薬なのです。なんで点鼻薬なのでしょう?。飲み薬ではダメと云う事なのかもしれません。オキシトシンと云う下垂体後葉から分泌される物質が、2005年にはすでに有効と分かっていた様でした。現在主導しているのは東大の山本英典先生ですが、人にも有効で、帝人ファーマと組んで、2016年から商品化を目指しています。オキシトシン以外ですと、またSSRIが登場するのです。要するに、減少しているセロトニンを補い、社会行動障害を改善する様です。更に自閉症に腸内細菌も関与していると言われているので、本当かなーと思ってしまいます。腸内のプロピオン産生が増えると脳に作用して脳の血液脳関門を通って脳神経に作用すると考えられているらしいのです。だんだん納得するのが難しくなってきました。点鼻スプレーに話を戻すと、インスリンを点鼻スプレーで投与する話が出ていましたが、アメリカでは商品化されていると云う噂を聞きましたが、日本では一向に市場に出て来ませんね。入れたインスリンが門脈をすべて通過しないのでダメなのかもしれません。