投稿日:2017年8月13日|カテゴリ:院長コラム

 先日、夏の紅白と言われている、思い出のメロディーがNHKで放映されました。印象に残ったのは小林旭(79歳)が衰えを見せず、堂々と歌ったのが心に響きました。私が小学生時代の好きな女優、浅丘ルリ子も出てましたね、番組構成も良くて、司会の氷川きよしも頑張っていました。
 今、横のテレビが全国高校野球選手権を放映していますが、また、大阪桐蔭が上位に進むのでしょうか。今最大の話題は北朝鮮との交戦ですが、スポーツ界では全米オープンの3ヶ日目まで首位の松山秀樹です、今日の張りさん番組を見ていたらまだ首位タイです。青木以来の世界的選手ですね。
 今日のテーマ、またうつ病で申し訳ありません。沈黙の臓器腎臓や世界的に猛威を振るっている糖尿病なども考えていましたが・・・・・・・。結構題材集めが難しいのですよ、そこで、またぞろうつ病のはなしです。今やセロトニン、ドパミン、ノルアドレナリン研究は衰退して、その下流にある神経栄養物質あたりが中心かと思っていましたが、今回は大阪大学島田教授による研究です。セロトニン3型受容体が脳の海馬のIGF-1の神経物質を促進して、海馬の新生ニューロンを増やし抗鬱効果がもたらせられると云う物です。ところで私は、SSRIはあまりうつ病には効かず、むしろ神経症圏の訴えに有効な感触を持っていて、抗うつ薬としてはSSRIはもう古いと認識していますので、ここでもう一度、セロトニンに戻されてしまうのですが、今回核心の話題は海馬の新生が抗うつ作用を示す事がポイントとなっています。抗うつ効果は海馬のIGF-1物質に注目が集まりそうです。ただ今までのSSRI投与では有りません。セロトニン3型受容体への注目は、新たな創薬の目標となりそうです。