投稿日:2015年4月22日|カテゴリ:院長コラム

 この前、ある女性患者さんが長年続いていた下痢が今年からピッタリ止まったと言うのです。原因ははっきり分からない様です。ところで私の方は3月に診療の過労から下痢を発症し、その後続いているのです。この為、大腸ファイバーを受ける事にしました。いずれは受けてみようと思っていたのでいいチャンスと考えたからです。昨年、近くの矢部先生に食道・胃ファイバー検査を受けています。今回は地下鉄東高円寺で開業している内山先生にお願いする事にしました。彼は日本一の肛門大腸の病院、社会保険中央病院で修業し、佼成病院でも一日そこで外来をされています。腕利きです。前日の食事や腸管洗浄剤は親切にも徳田薬局の木下氏に用意して戴きました。感謝。と云う事で当日になりました。さて、腸内を洗浄できるでしょうか?、・・・果たして下痢に次ぐ下痢が発症し、トイレとリビングとを往復する事20回以上、リビングに便器を置いて置けばよかったと思いました。留置場の独居房は便利ですね、最後には脱水でフラフラになり、ボーっとしてしまいました。それでも何とか家を出て、向かいました。内山クリニックに着いてからは順調に検査は進みましたが、腸の中をファイバーで突っつかれたりして変な気持ちでした。でも結果は何も病変は有りませんでした。ウーム、・・・ではなぜ下痢が続くのか??、内山先生はいとも簡単に、「過敏性腸症候群でしょう」と言いました。ガックリ!!、その病気、私の専門なのですが。
 ところで良く宿便と云う言葉が使われますが、下剤を使えば大腸内は綺麗になり、粘膜も綺麗です。では宿便は本当に存在するのでしょうか、しかし、私が完全断食修業(10日間)に入った時、言われていた通り5日ぐらいの断食で宿便は出ました、思い出すと黒い便でした。となると、宿便とは小腸の襞に溜まっている居る小腸内容物ではないでしうょうか、私の500体近くの人体解剖経験でも小腸を切り開くと、腸の襞の間に内容物が溜まっていますし、黒色です。ただこれが何らかの悪さをしているとは思えませんが。
 アーアー、もう便器には飽きました。