投稿日:2015年3月11日|カテゴリ:院長コラム

 最近は少年による残虐な殺人事件や多数の人を一度に殺す事件などが報道され、物騒な世の中ですね、警察は頼りになりませんがそれでも刑事警察にはしっかりして欲しいものです。また、この様な論議を国会でして欲しい物です。しかし、今日、たまたまスポーツジムで見た国会中継は何と!、故中川昭一議員の妻郁子政務官が年下の議員と路上でチューをしたとか、当日農水省の認証式に飲酒していて不謹慎だとかと云う問題でした。そんな事はどうでもいいじゃないか(怒)!!。皆さんそう思いませんか。
 今回のテーマは不妊症に対する漢方対策です。女性の場合、卵管閉塞など、決定的な質的異常が有る場合には適応にはなりませんが女性ホルモンの分泌異常が有る場合は漢方も考えられます。一番多く使われているのが当帰芍薬散で、特に黄体機能不全などに使われています。冷えが伴う場合は特に適しています。温経湯、四物湯は月経が遅れる、少ない、あるいは欠如する場合に用いられます。視床下部性無排卵症に適している様です。高プロラクチン血症や高テストステロン血症の場合は芍薬甘草湯が使われます。一般に不妊の方は虚弱体質で冷えも伴うので、補剤が使われます。従って補剤の代表格の補中益気湯も考えられます。この補中益気湯の場合、男性の精子が足りない時に男性に使用されます。
逆に、体格がよく、体力もある人の場合には桃核承気湯や大黄牡丹皮湯が使われます。その他、加味逍遥散や十全大補湯も状態によって使用されます。先ほど申し上げました男性不妊の場合は大抵が虚証の中でも腎虚と診断されるので六味丸や、牛車腎気丸も使用されます。どの程度漢方が有効かを申し上げるのは難しいですが。